メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

【iDOLLA】夢のはじまりは、あの日の憧れ。

出会わなければ 自由に飛べたのに。






夢という言葉が嫌いです。


絵空事みたいで、ふわふわしてて、

全然現実感がない言葉、__夢。


「夢は何?」


なんて言われたら、本当のことなんて絶対に教えない。

ユメとかじゃねぇよ、目標なんだよ。


誰にも言わず、黙って進むべきだ。





日常生活の全てを、目標に到達するための通過点と考えて、

経験値稼ぐみたいに生きる。



いつか、自分の理想の自分になれる日が来て、

そのステージの輝きの中で笑えればいい。


お前ら、見てろよ。そのうち本性を現してやる。


と、心の中で想ってた。

妄想の中では、わりと自分は万能だった。




そういう人間です。緋翠零です。

中二というか小二くらいです。

すべり台すきです。


そんな人間を追いつめて、責めて、ぶち壊して、次に向かわせる歌です、

iDOLLAは。






喜多嶋時透さんと共に歌詞をつくりました。

制作過程にもドラマあり。

その辺の話は、また後日書かせてください。


今日は、歌詞の話メイン。

歌詞の意味を固定するのは、良くないことだろから、

見てみたい人だけ、ご覧下さい。

この先は全部自分視点です。

時透さんには、また彼女の描くiDOLLAがあるはず。


♯1/25 22:46 追記。

時透さんのBlogはこちら。歌詞についての記事が更新されていました!




これから、いくつかのたとえ話をします。


「自分は、ある人に憧れて音楽始めました。

 初めて歌詞を聞いた時、

 自分が考えてるのと、同じようなことが

 そこに綴られていることが嬉しくて、

 どんどん興味を持って、ファンになりました。


 テレビの向こうで音楽しているその人が、キラキラと輝いて見えた。

 くすぶっていた自分は、テレビのこっち側で羨ましくてたまらない。


 そして、その人と、

 同じ世界に生きたくて、同じ景色を見てみたくて、

 そこに行くことを人生の目標に設定しました。」



     ーShe's such a fool. The ticket she's got is destined to nowhereー



「夢は憧れからはじまると思う。

 一般的な恋とは、少し違う恋心。

 握手会行って、その人と握手しても全然嬉しくない。

 貴方に認められる自分になることが目標。」


「○○○になりたい。

 それは、危険な言葉。

 それを、口にした瞬間から一気に周りが見えなくなる。

 現実など見ることなく、ただひたすら進んでしまう。
 自分の力量は、度外視して。」



     ーlet me give you a mirror which tells you truth.ー




「夢に向かってがんばっているって言ってるけど、
 結局、この4年間何をしてきたの?
 君は、自分の行ける範囲の狭い世界の中で、
 できることをしていただけでしょう?アルバイトリーダーさん。」



「『いつか』は、いつになっても来ない。」



「そろそろ自分に吐いていた嘘、認めて、
 妄想の世界で、何でもできると想う日々やめて、
 不安な心と一緒に、本当に動き出さないといけない時期なんじゃない?」



     ーThe drifter finally realize. Let us goー







そんな感じです。

あーあー。耳を塞ぎたい言葉達だ。刺さる刺さる。


慣れた世界から、知らない世界に旅立つ。

不安で、自信なんてちっとも持てないけど、

一緒に歌ってくれる仲間がいることが、救いになる。


それぞれの舞台でがんばりましょう。





喜多嶋時透さんブログ:★変態微少女さん★の中で、

全歌詞書いて下さっています。



ルシュカさんのうたっている"Human nature" ver.も同時公開中。

人間の歌の良さ満載。


















おまけ。

タノシカッタシューガクリョコー。


どこ行ったっけ?

楽しかったっけ?

というか、何を「修」学したんだっけ?

なにも修めちゃいねぇよ。