メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

アートって何ぞや。

「モノの見方」ってもんにずっと興味がある。


モノの見方次第で、人生は楽しくもつまんなくもなると思ってるから。






人には、「笑いのハードル」っていうのがあったりして、

ハードル低い人は、

たいしておもしろくないことでも笑っちゃうみたいな。


私はたぶん「おもしろいのハードル」がかなり低いんだと思う。




たとえば、これだけでもじゅうぶんおもしろい。



ちょうど、放浪中充電が切れた&迷子で、

コンセント探してたんだけど、なくて、

どこかの自動販売機から電気泥棒しちゃおうかな・・・、

いや、犯罪だよな・・・。

とか考えていたときに見つけて、


おお。ここなら、筋がとおるな。うまい。

と、膝を打ちました。

早速、大手を振って、充電。


それくらいで、おもしろい。




だから、私とデートする時は楽だよ。


『絶対成功するとっておきのデートコース30』

とか読まなくていいから。


公園でも、となりの駅でも、工事現場でも可。




おもしろいもの見つけて、

一緒にいるひとに伝えて、

そのひとの感想を聞いて。



それだけで、素敵な時間だと思うんだ。


昔、世の中つまんねーよと、腐りきっていた時期の反動なんだろうけど。




最近、美術館がおもしろい。

よく見に行く。



ひとりだったり、誰かとだったり。



作品の新しい見方をみつけた。



たとえば、絵を見ている時、


「この線は、作家が実際にいつか描いたんだよなぁ。
 自分が、ノートにシャープペンで字を書くように。」


とか、


「この絵は、その人のアトリエに置いてあったのかな。


 作家は、この絵の前で、「うーむ・・・。」

 ってなったり、「やべぇ、閃いた!」ってなったりしたのかな。」


とか、


その作品自体の、記憶みたいのを感じて、

美術館で、じわーんってなってる。


おつかれー。ここで、会えてうれしいよ。

この後、ドイツ行くのか、大変ね。とかそういう気分。


かなり邪道な見方だろうけど、結構おもしろいよ。




いや、ちゃんと作品自体も味わいますよ。

言葉にならない、気持ちをそのままぶわーっといただいて、

ぼわーっとする。気持ちよい時間です。



私にアートは説明できないと思う。

なんとなく感覚で動いてる方が、性に合ってると思う。


だから、自分の好きなものをつくるよ。

考えるのちょっと休憩。私の左脳は、そんなに優秀じゃない。


ちゃんと考えてる人もいる。

次世代を開拓して、歴史を作る人は、

すごいなあと思う。



これおもしろそうだから、見に行こう。



すごいなあ、って丸投げして、

フォロワーになるつもりは全くなくて、

2010年を生きるひととして、

いち「個」として、

発信はしていきたいなー、という気持ちです。


只今、私自身がとってもカオス。






最後の方、文章があれだね、ごめん。


あれ、ってなんだよ。感覚でごめん。