メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

イヤナオンナノツクリカタ。

本日の運勢予報。
順調に大殺界。運気はあいも変わらず停滞気味。
何をやってもうまくいかない人の話をしよう。
それでも守ることを知らず、攻めの姿勢でその運命に挑んでしまう人の話をしよう。



【研究結果について】
嫌な女の作り方について 最終版
あくのそしき 技師長 ヒスイレイ

この研究を続行することは不可能。
現時点での調査報告のみ実施し、現時点で一旦本件についての臨床実験は中止することとする。
尚、人間関係についての研究と研究結果の実践については続行。
それによっていかなる被害、損害が生じた際は甘んじて受け止めることとする。
その選択が間違っており、周りの人が去っていった場合も、あの時と同じように、一切の責任の所在はヒスイレイ(以下、甲とする)にあることをここで覚悟する。
また、てめぇそんなに自分勝手に生きてんだから、上記事項によって悲しんだり、さみしがったりする権利はねぇんだよ。ということに関してもしっかり自覚することとする。





嫌な女というとどんな人を想像するだろうか。
男女によって、その定義は変わってくるであろうが、私の中での嫌な女というのは、こんな人だ。



・ひがみっぽい。
・人の心情を理解し、受容する前に自分の心情をわかって欲しいと要求する。
・人を傷つける言葉を意図的に発する。そして、それは自分のストレスを発散する目的のみに実行される。
・一人で考えた挙句、たどり着いた結果を対象者に晒す。客観性はなく独り善がりな自論と主観のみで構成された理論を滔々とひとに押し付ける。
・人のために何かを暗にしたがる。そのためにはある程度の我慢も辞さない。しかしそれが相手に正しく、もしくは自分の思い通りに伝達されない場合それまでの菩薩モードから豹変し、人を責める方向に転ずる。



・嫌な女が嫌い。
・自分は嫌な女にはなりたくないと思っている。
・しかし、残念ながら自分は嫌な女だとわかっている。
・そして、自分は嫌な女だと思われたくない。



私はそういう人だ。
貴重なサンプルだ。



どうも。

ここではヒスイレイを例にとり、
なぜ人はそうなってしまうのか、
それを防ぐ方法はないのか、
それでいいのか、
それでいけないとしたらいったいどうすりゃいいんだよ。
ということについて論じていくこととする。



まずはこちらをお読みいただこう。
とある一日の出来事だ。

<次回に続く>