メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

自分を客観視すると、指摘したところはたくさんあるんだ。

カスタマイズ世界。

彼は自分の今生きている生活範囲の中で出会う人と、話が噛み合いませんでした。


彼はネットの世界を知り、遠くの人と知り合う術を手に入れます。


そこにあるのはカスタマイズ世界。


彼はネットの世界を探検して、

自分の元々持っている思想と似た人(文字)を見つけては、

自分の世界に組み込みます。


「僕と同じ意見だから、僕の世界にいてもいいよ。」


言ってることつまんないし、好きじゃない。

訳わかんないよ。って人は彼の目の前から消えてなくなります。


周りにはべらすのは、彼のご機嫌を損ねない人々。

いや、人ですらないな、それ。


情報は人じゃないことに彼は気づきません。

新しい情報は、彼を新しい言葉で表現しているだけです。


彼の世界は大きく広がっていますか?


いや、広がってない。

広がったようにみえるだけ。

だって、昨日も今日も自分の考えが穢されないように、

守るためのレンガを探し続けているようなものだもの。


彼が本当に誰かと出会いたいなら、

生活の方で探検しないといけないね。


会話をするという極めて難しくて苦手なことを、

やりつづけなきゃいけないね。


勇気のいることだね。