ありがとうということ。
ありがとうがわからなかった。
感謝の気持ちを常に持ちましょう。
周りの人に感謝を。
宇宙に感謝を。
生まれてきたことに感謝を。
といわれて、
感謝っぽいことは考えてみるものの、
心の底からそう思えているかというと、
そうではないような、
もやもやした気持ちがあった。
目の前に相手がいれば。
何かしてもらったことに対してのありがとうはわかる。
あなたのおかげで嬉しい気持ちをもらいましたよ。というサイン。
この嬉しい気持ちを共有しましょう。というコミュニケーション。
でも、「毎朝起きたら宇宙に感謝を」というのは、いまいちピンときていなかった。
でも、これならわかるという感覚が
、
この間訪れた。
今、目の前にいない大切な人の笑顔を
目を閉じて思い浮かべてみる。
そうすると、ちょっと泣きそうになる。
その感覚が感謝といわれるものなのかもしれないと思った。
ありがとうがわからない私の
「もし、世の中に感謝という言葉がなかったら
その気持ちは他に何と表現しますか?」
の質問に、
「愛、ですかね。」
と池田練悟さんは答えてくれた。
自分でイメージして、
その影響を自分で受ける。
ありがとうは、心地良い循環の営みだと思った。
思い浮かべてみて。
あなたの大事な人の笑っているところ。
近くにいればいるほど、
その人の顔のイメージは視覚的に不明瞭なものになるに違いない。
その、もわもわとしたものから
受け取る何かしらの感情。
ちょっと、泣きそうにならない?
私だけかしら?