メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

【わたしの人間論】全員、主人公の世の中を。

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『何のために生まれて 何をして喜ぶ
 わからないまま終わる そんなのは嫌だ』

ご存知ですか?
アンパンマンマーチ。

 

よくよく噛みしめてみると、
壮大なテーマ。

 

「何のために生まれたのか」という
未だに多くの人が解決できていない問い。

 

この人間共通のテーマを
幼い頃から提示されていたとは。

 

日本、恐るべし。

 


人は、気づいた時には生きてしまっている。

自分で選んではじめたのか、
もしくは誰かに仕組まれたのか、
それとも、自動的にそうなったのか、
よくわからないまま、

 

『生きちゃったので、まぁいっちょ生きてみるか。』

 

という、かなり贅沢な初期設定の元、
人生ははじまる。

 

そして、
一生をかけて、

 

自分がここに居てもいい意味を、
生きる価値を、
生きがいを、
幸せを感じる瞬間を、
納得出来る理由を
探し求める。

 

これは、
冒頭から小説を書き始めるようなもの。

 

クライマックス、エンディングは
わからないけれど、
時計は針をすすめ、私は成長していく。
その流れに乗って、
物語を日記のように書いていくスタイル。

 

受動的な人生。

 

全体を俯瞰してデザインするのではなく、
書いたり消したりしながら完成形を探っていく行為。

 

でも、それは。

 

でもそれは、人類。
もう十分やったよ。

 

存在価値を、自己肯定感を、自信を、
探し求めても、残念ながら、
この宇宙の中にはないんだ。

 

だから無理なんだよ。
その言いようのない不安は
そのやり方を続けても、
なくなるはずがない。

 

人生の意味は探すものでなくて、創るもの。

誰でもない、自分が。

 

 

わたしは、それに気づいた時、
生き方が大反転した。

 

だから、
そろそろ、答えがわかった状態で、
自分の作品を創ろうぞ。人類。

 

逆転の発想で、
ちゃぶ台ひっくり返して、
新しい発想を導入。

 

自分の人生は自分で創る。

本当の意味で。

そんなライフスタイルがあたりまえの世の中にしたい。

 


人生とはなにか。

今ここの積み重ね。

 

二度と訪れない今ここが降り積もって、
人生という作品がつくりあがる。

 

さて、
「あなたの今ここは何によってできていますか?」

 

なんとなくそうなっているだけ?

 

自分で選択してこうなっているわけじゃない?

 

過去の習慣、パターンで物事を選択している?

 

昔体験したイメージと今を重ね合わせて、
「こんな感じだろうな」と、オートで予測し、

感動することもなく、
あたり前の海に浸かっている?

 

それとも。

 

そう、
これからの時代、
今ここは未来から選択のがいい。

 

過去と今をつなげる人間のパターンを卒業して、
未来と今を接続する選択。

 

今までの延長線上じゃなくて、
本当に作りたい人生のゴールを設計して、
そこから今ここの選択をする。

 

おもいどおりにならない人生から、
おもいどおりになる人生へ。

 

未来も過去も今も、全部同じ素材でできている。
全ては誰かの思いを、形として見ているだけのこと。

 

ひとりひとりが自分が主人公の物語を生きられる時代になった。
誰でも、未来の日記を本当は自分で描ける。

 

独立した意思決定と、
未来のデザインセンス上げながら
最先端の人類を楽しもう。