メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

ある光

たとえば、自分の中に、

強烈な光があると想像してみる。

 

 

太陽を直接見ちゃったときみたいな、

強烈な、

眩しい、

あの光。

 

 

 

 

イメージできる色のどれとも違う

まぶしい何か。

 

 

 

 

なんかエネルギーを濃縮したみたいな、

あの一瞬の。

 

 

閃光。

 

 

 

 

 

 

あなたの中に、それが有る。

 

 

 

見つからない人は、

ちょっと一緒に空想の世界で遊んでよ。

 

 

目を閉じて、

あなたのからだに閉じ込められた、

強烈な光を感じようとしてみる。

 

 

身体は器。

光はその中に。

 

 

 

形のない、

不定形の激しい何か。

 

 

 

有るから。

 

そこに。

 

 そうじゃないと、今生きてないはずだから。

 

 

探してみて。

 

 

 

一回わずかにでも見つけたら、

 

泣きたいような、

うずうずするような、

爆発したいような、

許せないような、

わくわくするような、

気持ちがいいような、

申し訳ないような、

苦しいような、

 

なにか心が動くはず。

 

 

接続できた?

 

 

 

 

光のあなたは、

自分の色が分からない。

 

 

眩しすぎて、

自分では直視できない。

 

 

 

 

だから誰かに聞いてみる。

 

 

『私は何色に見えますか?』

 

 

 

出会った人は、

その人の眼を通じて、

見えたあなたの色を言うよ。

 

 

「赤ね」

 

 

「青っぽく見えるよ」

 

 

「緑じゃないかな」

 

 

 

そのどれもが、あなたなんだよ。

あなたは、何色にでもなれる。

 

時には、言われたことに、

がっかりしたりするかもしれない。

自分が思いたい色じゃないかもしれない。

 

でも、全部あなただ。

 

 

元は、何色にでもなれる、

そんな光。

 

街にあるいてる人、

全員光だと思ったら、

なんだか、日常はすごいことが起きてるね。

 

 

 

普段生きてる時は、

あまりに無邪気すぎて、

 

この世界に晒すには繊細過ぎるから、

いつもは隠れてるその光。

 

その光が、あなたを動かす。

思わせる。

 

 

 

 

 

眩しい光は、

今、

 

何したいって言ってる?

 

 

あなたの中にある光を感じて、

熱と、

激しさを、

からだの中に探して、

 

聞いてみて。

 

 

空想の世界でいいから。

 

 

 

光は話せないからね。

普段の言葉で聞いても答えないよ。

 

あなたも光になって、

やりとりしてみて。

 

 

 

 

なんて言ってる?

 

 

 

ふだん、考えてばっかの人類は、

光とのコミュニケーションを忘れてしまったね。

 

 

どうやって、やりとりしていたんだっけ

すくなくとも、日本語じゃなかったはずだ。

 

 

 

出たくて、出たくて、

ずっと我慢してたんだ、

早くそこに居ることに気付いてあげて。

 

 

 

いままで、ずっと、

その光が、あなたを動かしてきた、

導いてきた。

 

 

 

あなたの知らないところで、

がんばってきたんだよ。

 

どうにか、あなたを生きさせようと、

忘れられても、ほっとかれても、

あなたが歩けるように、

必死で後押ししてきたんだ。

 

 

あえて、

辛い体験をさせたり、

哀しい思いをさせたりしながら、

 

本当に出会いたい人に出会えるように、

あなたをここまで連れてきた。

 

 

 

よかったね。

 

 

 

だから、今、あなたここに居る。

 

 

 

 

 

 

光、

 

次はどこに行きたいって言ってる?

 

 

その光についていけば、

全部うまくいくよ。

 

 

 

忘れないで、

 

 

 

あなたの中に強烈な光が有ること。

 

さあ、行こう。

連れてって、心の中にある光。

 

 

 

 

たまに、ふと、この曲を聞きたくなる日が訪れる。

忘れないでっていってるんだろうな。

let's get on board.

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