メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

人であることを活用する。

人はつくづく不便だなぁ。

話すということは、時間を要する。
話し始めた時にはもう、伝えたい思いは全部あるのに、
伝える場合は、言葉を使って、文脈を使って、時間を使う必要がある。

あえて不便さを楽しんでる。
それが人間。

テレパシーやデータ送信ができれば、
一瞬なのにね。


話すってそういう楽しみなんだね。

時間を使うから、感じることができる。
味わい、浸り、感情を楽しむ。

ロボット同士は話さなくてもいいもんね。
C:>ping you
Reply from you

一瞬で、「ねえ、きいてる?」
「…えっ、ああ、きいてるきいてる。」
って応える。

話すことの楽しみを感じてみよう。
反射で返事、返していたらもったいない。
人間なんだから。