第十四夜→頼むからみんな素直に生きてくれ 私も素直に生きるから
これは 理想ではなくて 達成された今と定義する。
人々はみんな自分の素直な思いを感じている。
そして それを尊重している。
そして それを素直に表現することができる。
他人と自分は違う信念や感性を持っていることを知っている。
意見が違うのは当たり前と知っている。
他人の意見は自分の意見を脅かすことなく 新たな刺激としてインスピレーションとなる。
一つずつ積み重ねてきた 思いの結果として
お互いの意見が場に出され それを鑑賞し合う。
それが 会話である。
万人に共通する正しさはないが
それぞれ今思っていることは
その人にとっての正しさである。
私はこう思うと表現する
相手も私はこう思うと表現する
本音と本音がひびきあい影響し合う。
会話の目的は課題解決と共有のどちらかになる。
人々は皆素直で朗らかである。
わたしはそんな世界に住むことにした。