メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

第十七夜(完)→時代を作ろうとするのは一旦終わり

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本日でくるっと転換します。

 

なので、Myth/國/時代という作品をつくるカテゴリーの記事は今回で完結。

hisui0.hatenablog.com

 

なんだかすっかり

「生きる」ということに対するルールが変わってしまって

今面白い感じになっています。

 

人生に第1期・第2期・第3期と

そういう節目があるのなら

第3期が始まるんだと思う。

 

第2期はとりあえずつくった。

1年間作りまくっていた。

 

「未知を道にするとはどういうことか」

自転車に乗れない人が

乗れるようになるように

練習して 慣れて

無意識でも乗りこなせるように

頑張ってきた1年間っていう感じ。

 

実現していないものを実現させるためには何をしたらよいのか

わかったし

コツも覚えた。

多分これでなんでも形にできる。

 

第1期が長すぎて

それまでに「人間ってこういうものでしょ」って

ずっとおもいこんでいた枠から

脱するのに一生懸命だったのが第2期っていうイメージ。

 

想像力で世界を操れるように 彩れるようになるのを目的に

頑張ってきたよ。

 

第2期はタフになるためにひたすら頑張ってきた時代という感じ。

作ろうとしたし 作りたいものを設定した

目的がないと 研鑽を積むきっかけがないから

常になにか「するべきこと」をつくろうとしてた。

 

なにもすることがないことが

まだ不安だったんだと思う。

 

そして

ようやく

第2期の最後になって

「今」に集中することができた。

 

想像力でなんでもつくるんだけれど

未来を想像するのをカットするというのが

最後まで難しかった。

 

過去想像は結構早めにカットできるようになったんだけど

未来を想像しちゃう癖が抜けなくて

最後まで苦労した。

 

その結果

今は過去と未来のない

今にいることができるようになった。

 

未来の重さがなくなった。

思ったことはなんでも叶うし

形や存在を作れることもわかった。

 

満足。

 

今は、こうして台風の去った後

カーテンを閉めた部屋でゆっくり音楽を聴きながら

文章を紡いでいるひとときが十分楽しい。

 

時代を作ろうとするのは一旦終わり。

1年間動き回ったよ。おつかれさま。

 

一旦観測者に戻る。

 

一旦一旦言っているのは

また作りたくなった頃に作り始めちゃうと思うから。

 

また誰かが私の手を必要とした時に

作るよ。