メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

Episode03|両手を添えて丁寧に注いでもらったグラスを 力一杯投げつけたい

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たまにさ、すりきりいっぱい。
警報解除して、溢れさせたらどうなるんだろうって
魔がさすんだよね。
 
それはそれできっと面白く
そのあと自体はある一点に問題なく収束していくだろうってことは
予想がつくんだけどさ
 
いままで大切に大切に
育ててきたもんだから
ちょっと戸惑ってしまう。
 
だから作品を通じて
静かに怒りを表現してみようと思うのだ。
 
独りよがりな価値観で世界をジャッジして
みんなクソ野郎だなって言いたくなる日もあるってこと。
 
今をどんな濃度で過ごすかは
人それぞれ自由なはずなのに
なぜか目に入ってしまう
そんな清明の折。