5日目。新潟→大宮[大団円]
さあ、伏線を回収していこう。
放浪最終日です。
新潟から出発。
【今回の旅、移動費含め、総予算が3万円ということで、
食に関しては割と質素。でも新潟の米は食べたい悪あがき。】
早速、ずっといきたかったあの場所に行く。
【新発田、しばたです。】
前から、メディアアート生活をみてくださってる人、
このブログ覚えてる?
http://d.hatena.ne.jp/hisui0/20100110/1263152858
会ってきた( ´ ▽ ` )ノ
ニーコーターン!!
あの時の、どっかいきたい。
が、叶ったわけです。2ヶ月越しですが。
思ったことは、生きているうちにやらないと。
もし、明日死んじゃったら、
後悔するだろうから。
という、私の極論ポリシー。
そうやって生きてます。
【ニコタンと電車。】
【なにげにニコタン。】
ニコタン祭失礼しました。
そろそろやめておきます。
伏線をひとつ回収した所で、北上を続けよう。
【海のとなりをひた走る。】
【どんどん景色は、変わっていく。】
【山形入ったー!】
ここから、2つめの伏線、回収作業に入ります。
この文、ご存知ですか?
月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり。
舟の上に生涯を浮かべ、馬の口をとらへて老いを迎ふる者は
日々旅にして旅をすみかとす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、
海浜にさすらへ、去年の秋、江上の破屋にくもの巣を払ひて、
やや年も暮れ、春立てる霞の空に白河の関越えんと、
そぞろ神の物につきて心を狂はせ、
道祖神の招きにあひて取るもの手につかず、
松尾芭蕉、「奥の細道」の冒頭です。
今回の旅、実は、芭蕉さんの旅をほぼ逆流していたんだ。
途中まで気付かなかった。
4日目で、(http://d.hatena.ne.jp/hisui0/20100328/1269728989)
はたと気がつきました。
この日のブログで、(http://d.hatena.ne.jp/hisui0/20100110/1263152858)
「道祖神がまねいてる」って書いたのも、奥の細道からの引用なんだけど、
まさか、自分で仕掛けた伏線に、自分がひっかかっていたとは。
おもしろい。
芭蕉さんとは、どうやら逆方向で道祖神に招かれていたようですね。
おいでー。って。
【というわけで、奥の細道最上川ラインに乗り込む。】
【最上川。すごい存在感。】
【芭蕉さん、何考えてたんだろな。】
【どんどん雪景色に。感動がピーク。】
【新庄ついた。】
【「こんにちは。ヒスイです。
あなたが半年かけてまわった旅路を、私は4日でまわってしまいました。」】
というわけで、新庄についた途端、
よし、後は帰り道だー。
と安心してしまい、
その後、
新庄→山形→米沢→福島→黒磯→宇都宮→大宮
と帰ってきたのだけれど、
iPhoneも私もほとんど寝てました。
すいません。
だから、これで放浪はおしまい。
とりあえずダイジェストはここまでです。
今後ブログでは、感じたこととかをつれづれに書いていこうかと思います。
おつきあいありがとうございました!
もしよかったら、今後もよろしくおねがいします。