ヒ-060702「非言語主義」
イメージでとらえた世界は、言葉にするとつまらないものになってしまう。
だからずっとそれを大切にしてきた。
言葉に変換しても、みんな「へぇー。意味わからん。」で終わる世界。
こんなにも美しいのに、残念な気持ち。
伝わらないなら、言わない方がいいや。
伝わる人にだけ、言えばいい。
そう思っていた。
そこから見える景色が、私のアイデンティティ。
感性レベル落として、その世界見えないようにした方が、
生きやすい現代社会とはわかっていても、
その景色から目を背けたら、
二度と見えなくなるような気がして、
味気ない大人にはなりたくなくて、
ずっと大切にしてきた庭のようなもの。
無くなることが怖いと、他のものに対しては、
あまり思わないけれど、
感性だけは、無くなるのが怖いんだ。
言葉にする努力をしてみよう。
そして、
手放せるかしら。一旦。
そこから見える世界にだけこだわるのをやめてみようか。
察する力も生かしながら、そうではない心のセンサーも使ってみる挑戦。
これは、一大チャレンジだな。
「自分」と「自分の宇宙」のうち、
自分がなかなか消えないタイプ。