メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

【わたしの教育論】深夜2時のあの気持ちを忘れない。

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やりたい。
やりたくない。

 

この「たい」と「たくない」が世界を変える原動力。

 

感情・感覚が人を動かす。

 感情・感覚を制する者は、全てを制する。

 

人を生かすのも感情・感覚。

 嬉しい、充実している、心穏やか、ほっとする。

もうちょっと頑張ってみようかな。

 


人を殺すのも感情・感覚

もう嫌だ、やっていられない。
自分なんて。
許せない。
消えてしまいたい。

 

感情の中に入り込んでいる時、
ひとりで抜け出すのは到底難しい。

 

人間の仕組みからいって、
一つの観点にはまり込んだ状況で、
外を見ようったってうまくいかないことは
目に見えている。

 

それ以外の選択が出来る余裕があるなら、
感情にとらわれることなんてないんだから。

 

そんな時は誰かが外から、
連れ出す必要がある。

 

これまでの教育は心の仕組み、
『なぜ私たちは、不安になるのか』について、
教えていない。

 

これからの時代、
それくらいは、みんな共通で知っていたらいい。

 

感情・感覚を制する者が
全てを制する。

 

ひとりで悩むなら、
ふたりで悩んだ方がいい。

 

自分の頭の中の宇宙で手詰まりなんだったら、
そのまま考えても解決するわけがない。

 

誰か宇宙の材料をお借りしよう。

 

ひとりには限界がある。

不完全という美しさを持った私たち人間が、
完全を求めて誰かと出会う。

 

そこではじめて、人間を楽しめる。

 

ひとりで悩むのは辛いよ。
はっきり言ってその先には死しかないから。

 

その感情楽しみたいんだったらいいけど、
そうじゃないというなら、
深夜2時、
逃げ場をなくして悩む人の家に押しかけて、
一緒に悩みたい。

 

ひとりはどこまで行ってもひとりだから。