【わたしの教育論】深夜2時のあの気持ちを忘れない。
やりたい。
やりたくない。
この「たい」と「たくない」が世界を変える原動力。
感情・感覚が人を動かす。
感情・感覚を制する者は、全てを制する。
人を生かすのも感情・感覚。
嬉しい、充実している、心穏やか、ほっとする。
もうちょっと頑張ってみようかな。
人を殺すのも感情・感覚
もう嫌だ、やっていられない。
自分なんて。
許せない。
消えてしまいたい。
感情の中に入り込んでいる時、
ひとりで抜け出すのは到底難しい。
人間の仕組みからいって、
一つの観点にはまり込んだ状況で、
外を見ようったってうまくいかないことは
目に見えている。
それ以外の選択が出来る余裕があるなら、
感情にとらわれることなんてないんだから。
そんな時は誰かが外から、
連れ出す必要がある。
これまでの教育は心の仕組み、
『なぜ私たちは、不安になるのか』について、
教えていない。
これからの時代、
それくらいは、みんな共通で知っていたらいい。
感情・感覚を制する者が
全てを制する。
ひとりで悩むなら、
ふたりで悩んだ方がいい。
自分の頭の中の宇宙で手詰まりなんだったら、
そのまま考えても解決するわけがない。
誰か宇宙の材料をお借りしよう。
ひとりには限界がある。
不完全という美しさを持った私たち人間が、
完全を求めて誰かと出会う。
そこではじめて、人間を楽しめる。
ひとりで悩むのは辛いよ。
はっきり言ってその先には死しかないから。
その感情楽しみたいんだったらいいけど、
そうじゃないというなら、
深夜2時、
逃げ場をなくして悩む人の家に押しかけて、
一緒に悩みたい。
ひとりはどこまで行ってもひとりだから。