第九夜→かぜにのせて ふうわりと
詩でも かこうかな
最近 わたしが ほしいんだよね
触れ合うだけで すがすがしく パァーっと
流れていくような
そんななにか
絵でもいいし
詩でもいいし
味でもいいし
出会った人が 一気に 軽やかになっちゃうような
なにかをつくって プレゼントしたいな
今までは サカキミヤコそういう作品にしてきたけど
サカキはたくさん作れないからなぁ
分身を作らなきゃ
そうそう
前回のつづき。
いっかい剥がれるよ
今の当たり前のすべてから
剥がれたところに なにかありそうなんだ
独自の
わたしらしい
そして きっと
だれかがもとめてる
その色や形が。
だから 今はそれを探してる
明日 大阪に帰るまでに みつかるよてい
楽しみだな。
待ってるよー。
今は東京に行く途中。
夜行バスはくらやみを突き進む。
高速でワープしたら
新しいわたしになれそうだ。