メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

1211|残響音、剥がれて消えていった

どうやら2時になるまでは
身動きが取れないらしい

 

新しいことをしようとするときは
大抵そう

 

一度目はうまくいかない

 

だけどこれはジンクスのようなもので

良き出会いの時は必ず最初うまくいかないという
暗示をいつからかかけてしまったようなので

甘んじて受け入れることとしよう

 

RaspberryPiという
ちっちゃいコンピュータを入手したのだが
最初のOSインストールでやっぱりさっそく止まった

 

多分2時まではwi-fiの速度制限がかかっているから
うまくダウンロードができないんだろう

 

なんだかそわそわしたままなので
2時まで文章を打つことにした

 

ゲーミングキーボードを新しく買ったので
カタカタ文章を打っているのがとてもたのしい

 

ちなみに名前は'たくみさん'にした
バイトリーダーの年齢不詳の仕事できる存在みたいなイメージ

 

さて、2時までそわそわしながらこのたくみさんのカタカタを楽しむとしよう

 

時代の気の流れが変わった
こんな時はいつも立ち止まって考えてしまう

 

そうか、今までとはもう違うんだな
君とうまく付き合うにはどういうセッティングがいいんだろう

 

 

ひとたびわかれば、すいーとそちらの波に乗っていくから
ちょっとおはなしをさせてもらえないか

 

世の中からはがれて
時代とお話をしないといけない時期なのかもしれない
今。

 


よく考えたら最近断ってばかりだ
興味がないことに興味がなくなった
今まで以上に

 

だから断ってばかりだ

 

あまり断ってばかりいると
「なにをするにしても仲間というものがいなくなってしまうぞ」
という声も聞こえたりするけど
まあいいか、とも思っている

 

また、あきらめることをしなくてはいけないのかな
なんでか知らないけれど
みんなで、やろうとしてしまう
わたしが、やったと言いたくない

 

だけどそれも限界だ

 

好奇心がありすぎて
歩調を合わせることができない
もう限界だ

 

もうそういうのもどうでもいいか
みんなでやるとかどうでもいいや
また一つあきらめて自由になろうか

 

そうだそうだ

そうしよう
忘れてしまえくだらない杞憂

 

色々思い浮かぶ思考の回路も
出てくる考えもあるけれど

 

どうせ全部ただの残響音なので
この際無視して
煙にして、風を呼んで、ひとふきしたら、もうそれは空気と化して
過去になった

 

ただ、目の前の机の上にあることと
お告げのように湧き出す直感にだけ相談して
もうそれでいいかなという気がしている

 

そんな単純な回路だけで
もうそれだけでいいのではないかなという気分


そうだそうださようならだ
こういうときは、また生まれ変わればいい

 

さようならさようなら
悲しみと一瞬目が合ったけど
奴はわかっているようだったから
お互い見ないふりをした

 

多分笑ってた気がするから大丈夫

 

さようならさようなら

 

さようならさようなら

 

手放したところでまた会えたなら
その時はよろしく「    」

 

それではまた来世で