つたえる。
たとえば自分が、いつも考えてることがあったとして、
それと同じことを
他人が言っていたとする。
もし、一字一句間違わずに言ったとしても、
自分は、素直に相手の言ったことをみとめないだろう。
自分の生き方の核心に近くなれば近くなるほど、
人は面倒だ。
伝えるには、情報量が必要なんだ。
あの手この手で相手を取り囲んで、
いつの間にか、虜にさせねばならない。
このもやもやは、きっと続いてくんだろう。
何もやる気が起きないよ。
でも、それでも無理矢理動こうとするから、
家に帰ってきて、どっと”どんより”に襲撃される。
吸収した分、放出しなきゃと思って、
全体像も見えないまま、とりあえずなにかしてみる。
自分の調子がここんところずっと悪いなと思っていたけれど、
経済と同じで、元に戻っただけなんだ。
今までが良かっただけなんだと思って、動こうと思う。
錆びた体を軋ませろ。