ETA-10|宇宙を脱出する前にやっておかないといけないことがある
9月5日より行われる1週間のグループ展、
『生命が美しいとしたら、それは何故か』に出展いたします。
わたしのやりたいことの一つに、「弊宇宙と一緒にこの宇宙を出る。」
ということがあるのだけれど、
その前にやっておくことがあるよな、と最近。
信じて信じて、疑って疑って
どうでもよくなって。
溶けて溶けて、溶け切らなくて
形に戻ってくる。
この宇宙は生命型。
形を選択したのに端っこと端っこをくっつけちゃった。
おわりははじまりに。
生は滅に。
春は冬に。
接続して滑らかに流れる。
円環しながら美の方向へ渦を巻く。
それそのものを何と呼ぶ。
この感嘆を美しいとでもspellしようか。
中にいては鑑賞できないよ。
外から愛でよう。
めでたやめでた。
そして、宇宙が再び閉じてしまう前に、
目を盗んで隙間から外へ。
そこはきっと「外」という概念のふさわしくない
ふしぎ。