メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

毎日が文化祭準備期間

「毎日を夏休みの初日のような気持ちでいるためには
どうしたらいいか追求した。」
と、ある方が言っていた。


さっき閃いたんだけれど、
自分は「毎日が文化祭準備期間」でいたいんだと思う。


A:さあ、
 お店を出すにはどうすればいいんだろね。
B:わからんね。
C:わからんけど、とりあえず誰かに聞きにいってみる?
D:ネットで探して電話してみればいいんじゃない?


手探りで考えて、真剣に話し合って、一つの答えを出して動く。
外が暗くなった後の、電気のついた教室は緊急対策本部。
使命感に燃えた戦士達の残業。


慣れないことだらけだけど、
ひとりじゃないから業者に電話するのも怖くないよ。
じゃんけんで負けた奴が
勢いで「お世話になっておりますっ!」って
見よう見まねで突然発注の電話をかける。


上手くなんて出来ない。不格好さ★★★★☆くらい。


だって、はじめてですもの。


大人になったら乗り越えるのが難しくなる「はじめて」を、
文化祭準備期間の印籠を掲げて、容易く乗り越えていける。


意外と、たいしたことないじゃん。
全てはそういうもの。


営業テクニックも
集客を上げるための3つの法則もないけれど、
今まで生きてきた中で記憶のどっかにある光景をかき集めて、
最後は一つの形になる。


文化祭はなにかを<やる!>って決めたら、
<やる!>以外の選択肢が無いから、
<やる!>に向けてひたすら突き進む。
やる気なんてみじんも無い奴も巻き込んで、強引に突き進んでいく。


毎日、わくわくしている。
ひとりひとりのバラバラに持つ力の総和を遥かに超えて、
莫大なエネルギーが生まれてく感じ。


そうだ、これだ。
私は、毎日文化祭準備期間がいい。


わくわくと決意と責任感が入り交じった、
楽しくて真剣な日々を過ごすんだ。