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メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

どこまで飛べるかを確かめに僕ら旅に出る

長調(メジャー)から短調(マイナー)になる瞬間、

音楽は不安な気持ちを連れてきて、

心を曇らせるけれど、

突然の原因不明の怖さを受け止めきれずに、

心がかたかた鳴っているうちに、

和声は解決して、

いつのまにか、

晴れた空みたいにお行儀の良い長調に戻っている。


なにごともなかったように。


ずるい。

と思う。


ちょっとくらい不安な方が、

精神が冴えていくのはなんでだろう。


まさか、毎日ただ浮かれているだけだったなんてことはないだろうな。

あの時笑ったことも、あの時楽しかったことも、

全部ただの暇つぶしだなんて、思いたくないんだけれど、思っちゃう。

「通り過ぎて行く」、

「やってくる」、

たくさんの異物に対して、

どうやって接したら良いのか態度が決まらない。


街に出ると、同じ顔をした人達が、同じ服を来て、同じ速度で歩いている。

電車に乗ると、すべての言語が「私」に購買を迫ってくる。

同じ列に座っている人は、みんな一生懸命スマートフォンを見ている。

さっき目が合った人が、日本人か中国人か韓国人かそれともその他のアジアの人かわからない。

でも、とりあえず五月蝿い。静かにしてほしい。

右のホームと左のホームの発着音が違う調で気持ち悪い。


居場所のない文化祭みたいに、どこか誰もいない教室を探して、
たまたま本を読んでいた君と会いたい。


少年少女合唱のような清らな精神でいたい。
澱まないように、濁らないように、自分を裏切らないように。

結構体力がいるね。
自分で決めたことだからがんばらないとね。