メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

【予期せず】国立科学博物館行ってきた【長文】

ふいに映画「ピンポン」が見たくなったので、

今、見ながら書いてます。


でも、昔見過ぎたせいで、映像見てなくても、

勝手に脳内再生されるので、音声だけ聞いている状態。




I can fly.




今日は、いっぱい書きたいことがあるんだ。

色々感じたから。





最初は、普通の行動日記。

その後は、思ったこと。長くなる予定。



誕生日祝いに、国立科学博物館に行ってきました。


ちなみに私の誕生日は7月1日です。よろしくw

上野公園はいつだって雰囲気いいね。空間と、考える時間を提供してくれる。



堂々のたたずまい。歴史を感じます。でも入り口はここじゃないの。

右側にこっそりある。トントン降りてく。




内部をざっくり紹介してしまおうと思う。


地球館と日本館に分かれてます。

古今東西の生き物の剥製とか、科学技術が展示してあった。


お台場にある日本科学未来館が、科学技術メインだとすると、

こっちは生き物多いなーという印象。


懐かしい言い方すると、理科1分野 < 2分野って感じです。


実験コーナーみたいなフロアはあって、

解説のおじさまが色々教えて下さった。

みなさま、ものすごく話しかけてくださる。


子供の頃は、恥ずかしくて体験コーナーとか、絶対やらなかったから、

今更、無邪気な子供気分になれてちょっと嬉しかった。

概要説明終わり。






片寄った感想タイムはじまり。

あー、「なんで俺じゃなくてお前なんだよ」のセリフが痛い。

すいません、BGMの話です。ピンポンの話です。


話戻す。


 剥製とか化石がすごく多かったの。お金持ちの人のコレクションみたいだった。色んな動物がバーって並んでて、圧倒されてしまった。そこのソファーで色々考えてた。ちょっと暗めの青い照明の部屋で。

 まず1つ目。科学館見に来るのは、たぶん人しかいないけれど、もし、ここに並んでいる動物が見にきたらどう思うんだろう、と。

 剥製フロアの前に、人間の進化の歴史みたいなフロアがあって、そこに本物の人間のミイラさんが居たのだが、ちょっと怖かった。江戸時代の女性だったんだけど。生きていたものが、死んでしまって、ここにあると思うと怖かったし、なんか悪いな・・・、という気分で満載になった。

 ということは、例えば、鹿が科学館にきて、鹿の剥製を見たら怖い気持ちになるのかな。だって、もし人の剥製がガラスケースの中にあったら、自分はかなり怯えると思う。見本というか、標本というか、そういう、「もの」として、人間が見られているという状態が怖い。その辺、剥製のコレクターはどう考えているんだろう。剥製に対して、どういう感情を抱いているんだろう。剥製の気持ちは気にしないのだろうか。もし、集めている人と知り合いになったら聞いてみようと思う。

 それと同時に、全く別視点なんだけれど、好きなものをガラスケースに並べたくなる心情はわかるなと思ってしまった。ちょっと変態ですね。すいません。少女とか、素敵な人とか収集して愛でたいもの。大丈夫。やらないから。もう少しシャバに居させて下さいw 収集は、独占欲の象徴なのかもしれない。

 もうひとつ、やっぱり心と体は別物なのかなと思った。剥製になっちゃった動物の魂は、天に召されたかもしれないけれど、いや、そうであって欲しいけれど、体はここにずっとあるわけで・・・。嫌じゃないのかな。個人的には、死んだら自分というものを全部、終わらせてあげたいと思うのだけれど。そういう意味でも、剥製さんを見ている時は、畏れ多い気分でいっぱいだった。長い間、すいません、ホント、我々の知的欲求のために、いてもらっちゃって・・・。みたいな気分だったけど、これも貴重な体験というやつか。

 ラスト。今は、人間が地球上を牛耳っていて、全生き物中、一番賢そうにしてやがるけれど、もっと進化した高等生物が出てきたら、人間も剥製にされて、科学館とかに展示されちゃうのかね。それは、ちょっと考えるだけで恐ろしい話なので、今存在している生物の中で、ぐんぐん進化する可能性のありそうな動物を考えてみた。でも、毛頭思いつかなかった。そこまで考えて、「人間より高等な生物」なんだから、ただの人間である私が、自分の想像の範疇の中でいくら考えても、思いつくはずねぇな、という答えにたどり着いた。次元が違う話かもしれないんだから。

?・・・・・・・。!。そうか、次元かぁ。新しい生き物とかって、いや、もう生き物ですらなくて、意志をもった知的ななにかかもだけれど、それは、案外、5次元世界とかにもういたりしてね。リサ・ランドール教授じゃないけどさ。5次元。だったら、見えないもんな。こっからは。あー、怖いな。うんぬんかんぬん。


 そこまで考えて、仮説が想像を越えて、空想まで飛んでいっちゃったことに、気付いて、考えるの止めた。あんまり、そっち行っちゃいけない気がする。もうちょっと頭よくなってから、もう一回よく考えないと、ただの空想好きな人になってしまう。


インターバル。

最後、まとめる前に、写真コーナー。



屋上にて。これmixiサンシャイン牧場にある作物だよね。

おー、中国産。どーりで知らないわけだ。



つくりかけの、スカイツリー発見。

黒いのは、私の影。こわくないよ。



「ママー、私このシルバニアファミリーがほしいー。」

何かの測定器なんだろうが。私には家に見えたのさ。

超未来住居。

たぶんものっすごく高価なんだろうけど、持って帰りたかった。

博物館とか行くと、すぐ、家に飾りたい病が発病する。





図面かっこいいー。

KKPのTAKE OFFとか思い出した。






なんかこの解説図ツボ。

機能的なデザインってシンプルですごく好き。

さて、戻る。

おわりに。

濃い時間でした。

帰りがけも、車の中で一緒に行った人と、なぜかエロスの話で盛り上がり、

喋り疲れた・・・。

その話は、また今度書こう。結構興味深い結論が出たから。


遊牧民するのも力が必要だ。ちゃんと話せないと、旅できない。

せっかく、2010年はフリーダムに生きることにしたので、

毎日こんな感じで過ごせたら最高ですね。そうなるように頑張ります。


ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。

では、また!






P.S

ハイチが心配。なにもできないから苛つく。頑張って下さい。