メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

2003年夏頃に見えていた世界を思い出した。

きこえない
みえない
どうでもいい

ここから見る世界は、

色がない
行く場所がない
いる場所がない

全て私と関係ない
とおい

話している声がすると、うらやましくて、
気になって、
私には関係ないから
五月蝿い。

きこえない
ききたくない

かろうじて存在している感じ。
歩くけど、意味ない。
心の中の色だけが、世界に滲み出す。
なんて、世界は悲しいんだろう。

話しかけられても答えたくない
その前に安心が欲しい

構って欲しいけど、
構われても答えたくない

言いたい言葉はそれじゃない
質問しないで欲しい

笑ってる人は、信じられない
こわい
不感症の人

興味あって眺めるけど、
私には関係ない

目が合うのは怖い
意志なんてないから
困る

伝えたいことないから
声出すのも面倒
声にしたくない

地獄が全て
天国が全て
格差がないからエネルギーもない

どうしようかな
何してもいいし、
何しなくてもいいし、
選ぶ基準もない

みんな私のことが嫌いなんだ
それはわかっている
もっと楽しいことしてていいよ

なんか楽しいことないかな
どこかにおちてないかな

私しかいない世界
あとは全部風景

何も境界線なく
世界は関係がない