メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

第9章:人生持ち寄りパーティー

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今日はみんみんさん(みはるさん)のお家から開始。

朝起きて、いつものようにラジオを録ろうとしたら、その部屋にいたみんな(朝、お話にきたみんみんさんのお友達や、イベントに参加の人がもう部屋に来始めていた状況)が静かにしたほうがいいかなという雰囲気になったので「空間ごと録音して届けてみたいから、気にせずそのまま話してて」と伝えてとった。

 

みんみんさんのお家にいる - きょうのひらめき予報 - Radiotalk(ラジオトーク)

 

だから、録音がものすごくざわざわしていると思う。きっとその感じがいい味になっているような気もがする。

明日聞こう。なぜか、今聞かないほうがいいと直感が言っている。聞くのは明日にしよう。

 

第1部

お昼はイベント。

「自分を掘り下げる」というテーマで、自分年表を書いてみる会。

きとうさんが自分をとことん知るツールとして、ただ出来事を思い出すだけじゃなくて、その時何を思ったか・どんな気持ちだったかも含めて振り返る方法をシェアして、みんなで書いてみたり、お話をしたりした。

 

twitterで知り合って、本日リアル初対面のすながわたくや君と会う。

予想通り面白い人だった。インプットとアウトプットのバランスが抜群に良くて、色々話したくなるし色々聞いてみたくなる、という不思議な性質を持っていると感じた。

 

文字でだけ知っていた人と、3次元で会うとテンションが上がる。 

なんだろうね。この感じ。

 

動いて、話して、同じ光景を体験しながら何を感じたか、その場で聞けるって価値高い。

 

 

 

 

イベントの写真を撮っていたら「投稿するときは顔にマークお願いねー」と言われて、最初一瞬何のことかわからなかったけれど、しばし考えて「ああ、これか」とわかった。

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わりと「むしろ顔出しで活動報告したい」っていう人が多い環境にいたので、今回みたいに、オンラインにはあまり顔出したくないかもっていう人がいる会は新鮮だった。

 

こういう写真ってFacebookとかでもよくみるけれど、なんかしっくりこない。

たしかに会の雰囲気や、これだけの人が来てくれましたよというのは伝わるけれど,

 

なんだろう。

「隠しました」という感じが好きじゃないのかな。

 

そう思って、こんなのを作ってみた。

 

 

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顔だけ一部イラストバージョン。(顔出しOKのすながわ君ときとうさんはそのまま)

これでもその人の知り合いがみたらきっとわかっちゃうからダメかしら。

 

これくらいだったら空間に馴染むし、自分の美意識の許容範囲だな。

 

こうやって手を動かしながら、自分がどういう景色を見たいのか、どういう景色が好きで、何を美しいと思わないのかを探っていくのはとても楽しい。

 

結局自分が何か作るときって、

 

自分が美しいと思うものを見たくてつくる。

自分が美しいと思うものを寄せ集めてつくる。

 

だからなにかを見た時に

「あれ。なんだか変だな。」「あ、なんか好き」と思ったら

どの部分が好きなんだろうと少しじっくりと分析しておくと

何かを作るときに材料が豊富にそろってはかどる気がしている。

 

第2部 

その後、北君のGroundMole和光に移動して、彼の2019年の野望を聞く。

色々聞く。

 

彼の話は今後の活動に大いに関与してくる気がしている。

一通り聞いたり、自分の2019年の興味の話をしたりした後で、こんなアドバイスをもらう。

 

「みやこさん、1人でものを作ってみたらどうですか?

木を切って板にしてみるとか。

 

みやこさんは人望があるから、色々実現しやすくなっていて退屈ぎみなのかも。

自分の能力だけで何かをつくろうとしたら、物の見方変わるかもしれないですよ。

 

ぼく、竪穴式住居を作ろうとしてみた後、三内丸山遺跡見たらすごいなって思いましたもん。」

 

竪穴式住居を作ろうとしたこと事態もすごいが、自分がなにかをやろうとする時、自分1人の能力で何かをしようという発想は、自分の中からは出てこなかったのでちょいと取りいれてみることにした。

 

それでは早速つくってみませんかということで、ご飯の片付けもそっちのけで、工作タイムに突入。目の前の2人は真面目に人生相談を続けている。こういう時こそ工作だ。

 

画用紙とはさみを、はい、って持ってきて、出されたお題は「小屋を作りましょうか」 

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見事な散らかりっぷりはさておき、作っているうちに小屋どころではなくなってきて、最終的には街みたいななにかができあがった。

 

この遊びはかなりおもしろい。私が社長になったら採用面接には、この遊びを取り入れたい。

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この遊びはこんな感じで進む。

小屋を作ってみる。ほうほう、なるほど、あなたはそういう風に柱を立てるのですね。ちょっと取り入れてみようかな。おおーイノベーションが起きた。お、今度はあなたの国は芸術的な造形になってきましたね。我が国にも取り入れましょう。

 

だんだんなんだか大人のごっこ遊びみたいになってくる。つくって、おいて、相手のを見て、とりいれて、つくる。

 

その人がどういうプロセスでものを作るのか、

こだわりはどこか、まるわかりなのでとてもおもしろい。

 

そして最後は写真撮影。そして、写真加工。

うん。楽しかった。

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とてもクリエイティブで刺激的な1日だった。

今夜はここに泊めさせてもらうよ。

それでは、おやすみなさい。