メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

伝わる×伝わらない

よおく考えてみたら、

わかることなのですが。

 

 

今わたしが考えていることが、

すっかりぜんぶ

 

あなたに伝わることは
ないのです。

 

『絶対』

ないのです。

 

 

 

テレパシーみたいに
ピピッって、発信して、
ピピッって、受信して、

 

『こんな世界を見ているんだね。』

って、


もし、すっかりぜんぶ共有することができたなら、
きっとわたしは、泣いて崩れてしまうに違いない。

 

 

 

わたしのイメージは、

 

言葉にした瞬間に、

違うものになって、

 

声にした瞬間に、

違うものになって、

 

私の元を離れていきます。

 

あなたがふっと掴んで、
受け取った瞬間に、

 

違うものになって、

あなたに少しだけ吸収されて、

いくのでしょう。

 

(ありがとう。

つかんでくれて。)

 

 

 

 

 

今わたしが考えていることが、
すっかりぜんぶ
あなたに伝わることは

 

ないのです。

 

 

だから:だけど

わたしたちは話をするのですね。

 

わかってほしくて、

つたえたくて、

みとめてほしくて、

 

 

 

(影響することは、

できるものね。)

 

 

 

「こっち」の世界では、

ひとつになることって、

ほんとうはかなり難しい。

 

 

 

境界線が邪魔だ。

 

 

消しゴムで消して、

ぶちっと両手で引きちぎって、

投げつけてこなごなにして、

ぎゅって抱きしめてめりこんででも、

 

ひとつになりたいのに。

 

 

 

『絶対』

が邪魔をする。

 

 

 

―これは―

哀しいようでいて、

あたたかいスト―リー。

 

わたしたちは繋がっていて、

それでいて、

別々の宇宙にいる。

 

受け入れざるを得ないルール。

 

 

 

だから、

 

 

 

手をつないでいたいね。

不安に殺されちゃわないように。

 

ひとりきりになるためには、

だれかがいないとだめだ。

 

本当はひとつだって、

心の中で唱えながら、

ひとりっきりを楽しむのが、

近頃では流行ってる。

 

 

今、この瞬間に、

あなたに何かが届いたのなら、

重畳だ。

 

(伝わらなくたっていい。

 繋がっていれば、それでいい。)

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12月17日に、宇宙とにんにくをつくります。

さて、本物のにんにくさんは、どれでしょうか?

 

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【大阪】アートセラピー体験講座「にんにくをつくる」【2016年12月17日(土)】

 

生きているということは、

時間軸に乗っかって、

時を進むということ

 

だから、あえて、

時を離れる時間を

生活の中に持つ。

 

飛ぶ時間。

 

Take off.

 

没入 集中 無我

 

呼び方は何でもいいけれど

 

「今、ここ。」

しかない感覚に身を置くって

 

人間たまにやった方がいい。

 

 

 

 

12月17日に大阪で行うアートセラピーのイベントを

プロデュースすることになりました。

 

お昼と夕方の集いのふたつ。

 

お昼は、にんにくさんを紙ねんどでつくります。

夕方は、みんなで宇宙を描きます。

 

どんな時空間になるかな。

楽しみ。

一見さん、大歓迎です。

 

【大阪】アートセラピー体験講座「宇宙を描く」【2016年12月17日(土)】

 

はじめに

なにかがきっかけで、
突然もう解散したバンドの曲を聞いて、
過去の作品や、インタビュー記事を読み漁るような、

そんな、出会いが最近あって。


相手は、西田幾多郎さん。
哲学者の方。

今、自分の中で一番エモい人。


いきなり著書を読もうと思ったら、

3秒で「だめだこりゃ」ってなったので、
解説本から読んでみることにした。

 

哲学は、好きだけど苦手。

言葉の定義が精密なのと、
言葉以前の世界をを言葉で語るところに
もどかしさを感じてしまう。

相対世界の中で絶対世界を語らんとする、
先人たちの努力、
言葉の結晶、
知恵の発露。


言い回しや表現の美しさにあやかりたい。

私は、言葉を音的に並べるというか、
ニュアンスで使ってイメージを構築しよう
とするきらいがあって、
それぞれの言葉の定義を正確に規定していく、
論理思考は苦手なんだけれど、
そのトレーニングも兼ねて、
西田さんを知っていこうと思った。

まずは、現代書館から出版されている
『FOR BEGINNERS 西田幾多郎』から読んでいこうと思う。

「いってらっしゃい」

 

「それでもそこに行くの?」

 

そう問うたけど、
ただ微笑むばかりで、
何も答えなかった。

 

明らかだった。
そのことはわかっていて。

 

それでも、言葉を続けた。

 

新雪に足跡を残すように、
既に或る一点で決断された尊い選択は、

 

もう誰の声も届かないところに、
そっと保管されていて、

 

―0地点/真白/無音/均衡-

ソレデイテ、アタタカイ

 

<立ち入れない:立ち入らせやしない≫

 

それは、
君の優しさであって、
戦いであって、
決着であって、
罰を引き受けるという
自虐的な献身であって、

 

誰も追いつけない果てまで走りきって、
望みのない、
光のない、
その混沌の痛みの中でしか、
安寧は見つからないのだと。

 

目をそらして話すその姿は、
そう物語っていて。

 

運命を全て引き受けて、
業火の後の残骸に、
救済の欠片を探しにいく。

 

安らかに表情は語る。

―未来が変わらないことは自明のようだ―

 

『帰ってくるまで、
待つことしかできない』

 

そうでなければ、
癒されることはないのでしょう?

 

それまで僕ができる最善策はきっと、
自分の無力さから目を背ける努力だったり、
忘れてあげることくらいだろうと、

 

そう言い聞かせるしかない事実が、

ここにある。

 

それでも、

「そう」なるであろう未来に向けて、
言葉を紡いだ。

 

 

既に言葉は魔力を失っている。

 

それでも、

そこにある運命を互いに確認するためだけに

僕らは話をする。

 

「これは必要な儀式だ。」
その暗黙の了解の中で。

 

そして僕は、全てを独りで終えるまで

もう見ることは出来ない後ろ姿を見送った。

 

 

 

 

僕は無力だ。

でも、そうすることが君に対する最大の尊敬だと、

その時はそう思えたんだ。

 

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Ⅴ→Ⅰ

波は不定形にリズムを繰り返す。

 

意志を持って打ち寄せ、


衝突し

、砕けて、

 

大きく歪み

、うねり、

 

泡になって

、溶かして、


穏やかに受け入れる。

 

 

 

海の記憶。

 

 

 

光と出会った。

 

深く潜った。

 

雨に出会った。

 

渦を巻いて荒れ狂った。

 

 

 

その時の記憶。

 

 

とどまらず形を持たず
変化し流れゆく、
その刹那-瞬間を切り取った、
刻を本当はどこか覚えている。

 

 

だから全てを許してしまえる。

出会ったものを癒して、手放していく。

 

 

青だった時の、
蒼だった時の、
碧だった時の、

 

 

 

記憶。

 

それらを本当は全部残しているから。

だから、わかる。

出会ったものの痛みが。

 

 

 

 

凪。

 

それは、
何も無いのではなく、
全てを受け入れた無。

 

飲み込まれ、抱きしめられ、
手放された時に、
全ては許されて消えていくだろう。

 

海の意志によって。

 

それを優しさと呼ぶには、
あまりに残酷すぎる。

 

 

それを愛と呼ぶのは、

あまりにふさわしすぎる。

 

 

今日も、風は吹く。

波は、寄せてはまた返す。

 

それが、当然だという顔をして。

 

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世界の創り方(メモ)

今日は、メモ目的なので、

伝わるように書いていない。

 

わけわからないと思いますが、

ご了承ください。

 

中で考えるか、外で考えるか。

 

最近、想像しているか、創造しているか、

外から情報を得ているか、ぼんやりしているか、

大体どれかをしている。

 

新しく挑戦したいことは、

外で考える。ということ。

 

頭の中で考えるのではなくて、

外の世界で考えるということ。

 

頭の中で考えるのは、

寝ている時くらいでいいと思うんだよね。

 

無意識とか、自分の宇宙の外と繋がるのは、

寝ている時が一番効率いいから、

空想・妄想・新しいイメージは、

寝ている時に期待して、

 

後は、外で考えたい。

 

できるかな。

 

感情再生プロジェクト

 

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仕事の一つで「REALIVE CONDUCTOR」というものを、

やっております。

 

もっと、めきめき生きるために、

Re-alive。

生き直すためプログラム。

 

そのひとつに「感情再生プロジェクト」というものがあります。

 

インナーチェンジングセラピーという心理学を使ったカウンセラーさんと、

観術セッションができる臨床美術師のセッション師さんと、

その他もろもろ心に関する技術のいいとこどりをして、

 

大人になる過程で、機能不全になってしまった感情を復活させようという

このプロジェクト。

 

第一被験者は、自分。

 

「自分ができないこと人に提供できないよ」

ってことで、

1月末に向けて、モニターをやっております。

 

元々、「前進中毒」と形容されるほど、

これだって決めたら、突っ走ってしまう性格ゆえ、

 

ちょっとくらい嫌なことあっても、

「考え」によって、感情を乗り越えて、

えいやっ!!

って進んでしまうタイプだったのですが、

 

不快の感情を感じなければ、

快の感情も感じない。

 

ということに、気づき、

感情再生に着手したわけです。

 

最近、感情のしっぽを捕まえる練習をしていたんだけど、

その感覚に慣れてきた。

 

行動や、考えだけでも世界は楽しいけれど、

感情が伴うと、世界の色が変わってくるね。

 

誰でも体験できる形にすべく、

精進致します!

 

人間ライフ楽しみきりたい!