全力失踪。
逃げ出しました。
抱えきれなくて、放棄しました。
逃げ込む先は、埠頭か、ニュータウンといつも相場が決まっています。
思い出した。
中学生の時、私は人と人の関係を、
「Infinity Cross」と表現した。
無限交差。
人生の中で、色々な人と会って、
交わるんだけれど、結局離れていく。
90°の角度で交差して、もう一生会えない。
でも、そうやって続いていくんだと思っていた。
高校生の時、私は周りにいる好きな人たちとの関係を、
「彗星と彗星」と表現した。
気まぐれにねじ曲がった、個性的な軌道を歩むもの同士だから、
今、ここで交われた。出会えた。
でも、気まぐれな軌道で進むことが、その人のアイデンティティならば、
出会えた彗星と彗星は、いずれ別れることが宿命。
ずっと誰かと一緒にいると、彗星は彗星じゃなくなっちゃう。
そう思って、関係を切って、逃げた。
安定と幸せは最大の敵。
そして、大学を卒業しようとしている今。
排除傾向にあった、人との関係が愛おしくなってきている。
いっそ、全人類と恋人だったらいいのに。
そしたら、いつでも会いにいけるし、抱きしめられるし、気兼ねなく話できるのに。
欲張りなんだろうか。
そんなことをぼんやり考えていたよ。
ニュータウンと夕暮れはとても相性がいい。
そんなくだらないことばっか考えて、
考えなきゃいけないはずのことには、一切触れずに帰ってきた。
つくづく適当な人間だ。
とか、いいながら、ブログ書いてるんだから、迷惑な話だよね。
言ってどうなる。
いや、写真のせたかったの。
綺麗だったから。それだけ。
しょうがない、自分小二病だから。
考えたこと誰かに言わないと、次に進めないんだ。
とかいいながら、生きてこうと思う。