「情報収集マニア」から「意見づくりマニア」になる。
今の時代、情報なんてすぐ集まる。
wikipediaみて、ふーんでおしまい。
ちょっと器用だったら、まとめるのも簡単。
情報までの到着時間も短いし、
物わかりいいから、満足のハードルも低め設定。
「わからないもの」が「言葉で説明されたもの」になれば、もうOK。
そんなことばっかやってたら、
なんかちょっとつかれた。
情報までの高速到着はさながら、
バトミントンのラリーしてるみたいに、
もしくは、慣れてきた時の英会話みたいに、
気持ちよく「出来てる感」を与えてくれるんだけど、
ものすごい速さで、言葉や出来事が飛んでいくもんだから、自分の意見を考える暇がない。
『で、私はどう思ったの?』
それがない。
「好き」「嫌い」
感情は意見じゃないし、
「いいらしいよ」「悪いらしいよ」
書いてあった事は事実じゃなくて、誰かの意見だし。
私はそれについて「どう思うか」がないと、
基本興味なんて持たないし、所詮人ごと止まり。
だから趣味が無いのか。
納得納得。
さて、
情報収集マニアから意見づくりマニアになる。
そう決めた。
自分の物語を書くために周りを見回していたら、
今まで周りなんて見ていなかった事に気がついた。
見てないし、ましてや感想がないから、情景描写が出来ない。
大変、物語が始まらない。
「あなたはどう思いますか?」って誰かに聞こうと思ったんだけど
聞きたいテーマについて、
そういうテーマが「有る」ということは知っていて、
私の意見を持っていないと、
質問すら出来ないってわかったから、
まずは、自分の足で探検して調査するところからはじめる。
主人公、街の外にでます。
とりあえず、ひのきの棒くらいは持ってく。