メディアアート生活

美術館に作品を見に行かなくても、町中に作品は溢れている。話しかければその人の宇宙が始まる。

#5 今までの自分が重かったら捨てちゃえばいい

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人は別物にはなれないのだ。

 

どこまでいっても、

その魂で

その体で

そのあなたであることに

違いはないのだ。

 

だけど時に、人は勘違いをする。

 

変わってしまった、無くなってしまった、失ってしまった。

 

もしくは、

 

変わったんだ、無くしたんだ、捨てたんだ。

 

そんなことを考えて、心がぐちゃぐちゃに歪み出す。

そして、その歪みに気づきながら気づかないふりして

前を睨んで進んでいこうとするんだ。

 

 

無くなった?忘れた?

冗談言うなよ。

そんなことは、ないんだよ。

 

ずっと痛んでるだろ。ずっと傷ついたままでしょ。

そういうもんだろ。

それが正解というやつだろ。

 

そのままでいいんだよ。

 

消去できるはずなんてない。

消去されることなんてない。

 

だから

平気でさようならを言えるし

平気で捨てられるんだ。

 

なくなるものなんて何もないし、

あなたの核の核はいつだってあなたと共にある。

 

無い世界であると言い張って

あちこちぶつかって旅をしている。

 

ぼくらはみんなそんな存在で

そりゃもうたくましいってもんだ。

 

だから、重たかったら捨てちゃったらいい。

ここから始められなかったら、0から始めればいい。

 

何も無くならないから大丈夫だよ。

さあ、いこうか。